「彼がいると暑い」と言われるぐらいのパワーで日本を元気にしてくれる情熱の男――松岡修造さん。
かつては、ウインブルドンに出場するほどのテニスプレーヤーでした。
最近では、タレントとして大人気ですね。
その松岡修造さんの生い立ちや過去の活躍にスポットを当てて、まとめてみました。
また、松岡修造さんの伝説的な名言も紹介しますよ。
以下では、親しみを込めて、「修造さん」と呼ばせて頂きます。
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松岡修造さんの生い立ちは?
まずはプロフィールを簡単に!
生年月日:1967年11月6日
年齢:53歳
出身地:東京都
身長:188センチ
体重:85キロ
修造さんは裕福な家に生まれました。彼の家は、なんと、「阪急電鉄」の創業者一族なのです!
父親は「東宝」の社長、母親は元宝塚のスターだった千波静さんといいますから、まさに、「華麗なる一族」ですね!
修造さんは、この両親の次男として生まれました。
そもそもテニスとの出会いは、8歳の頃。既にテニスをしていた姉の練習を見たのがキッカケでした。
当時の修造さんは丸々と太った体型で、わんぱく坊主であったと言います。
その頃のテニスの腕前については、当時のコーチの言葉が物語っています。
「修ちゃんは、ガッツがあっていいよ・・・・」。
当時から、情熱あふれる少年だったようですが、テニスには光るモノがなかったようですね。
才能の無さを自他ともに認めながらもテニスへの情熱はどんどん増し、ついには、腕前も上がり、テニスにのめり込みます。
そして、家族の大反対を押し切り、慶應義塾高等学校から、テニスの名門、柳川高校へ転校しました。
そこに待ち受けるのは、数々の「鬼コーチ伝説」を今にも残しているテニス部監督でした。
仲間と共にミッチリしごかれましたが、インターハイ優勝などを通して、仲間と共に喜びを分かち合う素晴らしさを経験し、得ることも多かったそうです。
そんな時、テニスのアメリカ人の名コーチから、「アメリカで練習しないか」と誘いを受け、単身渡米しました。
そして練習を重ねる中、プロになる決心します。
ただし、父親からは「プロのテニス選手になるのなら援助はしない」と言われてしまいます。
幸いスポンサーが付きましたが、資金的にも厳しい船出でした。
なかなかできない決断ですよね?
当時の修造さんは、熱い思いを心に秘めて練習に打ち込み、少ない資金で世界を転戦していたのでしょう。
裕福な家庭に生まれたのに、あえて厳しい道を選ぶなんて、本当の一匹狼ですね。
松岡修造さんの過去の活躍は?
厳しいプロデビューでしたが、3年目に運命の女神が微笑みます。
1988年に、シングルスの世界ランキングで82位にランクインしました。
さらに、1989年には世界ツアーで準優勝を獲得し波に乗るかと思われました。
しかし、ひざの故障などが彼を襲い、苦難の時代を過ごします。
しかし、修造さんのすごいところは、もうダメかと言われた、ひざの故障から不死鳥のごとく復活したことです。
その粘りの結果、1998年、ついにウインブルドンでベスト8入りを果たしました。
このとき、ウインブルドンのセンターコートで、大の字になって喜びを表していたのを、テレビで放映していました。
筆者も思わずテレビの前に大の字になって、「修造!良かったな!」と叫んでいたことを思い出します。
そして、修造さんは、ついにATPシングルスランキングで、自己ベストの46位を記録したのです。
この順位は2011年10月17日に錦織圭さんが更新するまで日本の男子選手が記録したシングルス最高位でした。
こうして見てくると、修造さん、いや松岡修造さんは、日本を代表する、テニスのスーパースターだと改めて思います。
すごいです!一人で世界を相手に活躍するなんて!
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修造さんの名言と伝説は?
数ある名言の中で、一番有名なのは、ウインブルドンでの
「この一球は絶対無二の一球なり」
ではないでしょうか?
でもこれは、日本硬式テニスの草分け的存在である、福田雅之助さんの言葉なのです。
ここで言いたいことは、この名言をあのウインブルドンセンターコートで、修造さんが叫んでいたのが、恥ずかしかった…いや素晴らしかったと思うのです。
日本のテニススピリッツここにありです。
ただ、試合中の独り言が騒々しいと対戦相手からクレームが付いたことも。
また、先輩からは「あいつはサーブだけだ」「無駄に動きが多い」「ボレーが下手」など散々な評が伝説として残っています。
でも、これらは本人も自覚しているようです。
テレビの正月番組での「とんねるず」とのテニス試合の中で、「おれは、サーブだけで生きてきたんだ…ウインブルドンを思い出せ」とつぶやいていたのが放映されました。
それで、サーブは失敗してしまったので、思わず笑ってしまいました。
しかし、修造さんの暑苦しいほどの熱意や情熱はどこからやってくるのでしょう?
そのヒントとなる言葉を見つけました。
一生懸命生きていれば、不思議なことに疲れない
と
崖っぷち、だ~い好き
これです。こういった言葉を胸に、いろいろな苦難を乗り越えた経験があるから、「みんなも、できるんだよ」というメッセージを熱く語ることができるのだと思います。
松岡修造のこれからは?
修造さんは、オーバーアクションなところもあり、ウザいという人もいます。
しかし、育ちの良さからくる憎めないキャラクターと一生懸命さで好感がもてます。
テニスとは関係ないところでの活躍が多いですが、日めくりで日本人を励ます「まいにち修造」が100万部を突破したそうです。
また、2015年度のユーキャンの新語・流行語大賞で「まいにち、修造!」がトップ10入りしたとか、修造さんのエンターテイナーとしての活躍は、ノンストップなのです!
日本を元気にする情熱の男――松岡修造さんと同じ時代を生きることができて嬉しいと感じている人も多いのではないでしょうか?筆者もその一人です。
修造さんからパワーをもらって、ハツラツと生きていきましょう!!!!
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